王位戦5局目終局!挑戦者の豊島棋聖について調べてみた
IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!
本日は「王位戦第5局2日目」がありました!
現王位の菅井王位 VS 挑戦者の豊島棋聖
の対局です。
今回は豊島棋聖について、調べてみたので、紹介したいと思います。
何で?かって言われたら、個人的にけっこう応援してたりします。
理由についてはこの記事を読めばわかりますので、最後まで( `・∀・´)ノヨロシク
きっとあなたもファンに。
・豊島棋聖の将棋人生紹介 ~プロデビュー~
将棋界へのプロデビューは、2007年の4月1日の当時16歳(まだ高2)の時です。
平成生まれ棋士第1号です。
現在、28歳のプロ12年目ですね。
ちなみに名前は将之(まさゆき)です。
それにしても、16歳のプロデビューはかなり早いです。
プロデビューの平均年齢は「21.4歳」であるため、5歳も早いです。
・豊島棋聖の将棋人生紹介 ~きっかけ~
4歳の時に将棋のテレビ番組をきっかけに将棋を始めたそうです。
そのテレビ番組は将棋の羽生さん世代(羽生さんや谷川さんや森内さんなど?)の
棋士を追ったおそらく、ドキュメンタリ番組とのことらしいです。
豊島少年はその番組を見て、持ち時間を使い切った1分将棋の秒読みの場面で緊迫したところに強く印象を受けたようです。
カシワも秒読みの緊迫の戦いを見るのはたまらなく好きなので、
近しいものを感じます。
・豊島棋聖の簡単将棋人生紹介 ~プロ将棋界の昇段歴~
名前の後ろに棋聖が付いていますが、段位は「8段」です。
プロになった4段から8段までの昇段の履歴
4段・・・2007年4月1日 16歳
5段・・・2009年5月8日 19歳
6段・・・2010年11月29日 20歳
7段・・・2012年4月19日 21歳
8段・・・2017年3月9日 27歳
5段~7段までがすごい早いです。
2009年~2011年の3年の間毎年、将棋大賞という勝率1位賞!最多勝利賞!
新人賞!などを獲得していることから、成績で昇段したことが伺えます。
・豊島棋聖の将棋人生紹介 ~プロ将棋界の苦悩~
豊島棋聖は、プロデビュー当時から将来の名人候補!と言われてましたが、
前回の棋聖戦で羽生さんから、タイトル奪取するまでタイトルを取ったことがありませんでした。
その間にタイトル挑戦の回数は、5回とチャンスはかなりありましたが、
掴み取ることができずにいました。
そして、名付けられたあだ名が「永世無冠」「無冠の帝王」・・・
特在もそうですが、豊島棋聖はここ数年、全プロ棋士の中で一番強いというのにです。
将棋棋士レーティングというものがあり、勝てばレートが上がって、負ければ下がり、
自分のレートより低い人に負ければ、レートの差が広いほど、
自分のレートもドーンと下がって、その逆もまた然りというものです。
豊島棋聖のレートは1868(2018/8/30時点)で、1位。
2位は藤井聡太7段で1850となっています。
プロからも「強すぎる」と言われることもある藤井君より上です。
それほどの実力がありながらも、タイトルが取れず、
不名誉な永世無冠と言われる豊島棋聖を陰ながら応援していました。
プレッシャーに弱いなどいろいろありましたが、普通に人間らしく良いなとカシワは思いました。
タイトル逃した後の対局からの数局もしくは1年以上、引きずって勝てなくなるような気がしますが、それでも、ずっと最強と呼ばれる地位にいたことに本当に尊敬します。
「傷だらけの飢えた最強王者」です。
・豊島棋聖の将棋人生紹介 ~ようやくタイトル獲得~
2018年7月17日の棋聖戦第5局で羽生竜王に勝利し、念願のタイトルを獲得しました。
第5局が最終局であり、2勝2敗の状態で負ければ、
またか・・・というところでの勝利でした。
応援をしていたので、勝った時はやっとかーーという感じでした。
豊島棋聖は、将棋の解説やイベントなどはあまり出ていないようで、
それものどから手が出るほど欲しいタイトルのために対局準備などに
時間を使っていたとこのこと。
これから、タイトルも取ったことですし、将棋を広めるための活動にも、
力を入れてきてくれるかもしれません。
触れ合えるチャンスが増えるかも??
・本日の王位戦第5局の結果!
勝者は、菅井王位でした!手数は133手の先手盤の菅井王位です。
これで菅井王位の3勝2敗で、次局、菅井王位が勝てば、タイトル防衛です。
会社から家に帰って、見ようと思ってAbemaを開いたら、
すでに終わっていました(´;ω;`)ウゥゥ
持ち時間も、お互い余らせた状態で(特に菅井王位は2時間余る)
終わってしまい、カシワはまだ仕事中の間に終わっていました。
くやしい・・・
・まとめ
豊島棋聖の将棋の強さはさすがです。
素人目線で見た感じ「すごっ!」というのは、あまりない感じですが、
手堅く有利になる点を突いていき、じわじわ勝つようなイメージがあります。
そこもまた、なんか人柄に表れているようで人生のあこがれ?じゃないですが、
じわじわと行きたいですね。
いくら強くても、ここぞ!という時に勝たなければならないとこで負けてしまい、
チャンスがすり抜けてしまう様を見てて、頑張れという気持ちにさせられました。
力以外の部分の重要さや屈強な打たれ強さを身に付けようと思わせてくれたのが、
豊島棋聖の将棋でありました。
今回はここまで!