カシワゆったり雑記

思ったことや好きなものの紹介を主にゆるーく書いています!

将棋対局を観ることの良さについて伝えてみたい!

IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!

 

カシワの趣味の一つに「将棋対局を観る!」というものがあります。

 

自分の将棋レベル(棋力と言うやつですか?)は、

素人レベルです。

実際に将棋を指すこともできるくらいのルールは一通りわかりますが、

どうに攻めたり、どうに守ったりするといった戦術・囲い方がわかっていないレベルです・・・

スマホのアプリでよくコンピューターと戦いますが、

レベル2に「待った!」を使いまくって勝てるくらい

レベル1には数回の待ったでなんとか・・・

その下のレベルもありますが、こわいので戦ったことはありません。

そんな将棋レベルですが、将棋対局を観ることの良い点について、

伝えられたらなと思います。

 

 

将棋対局は1対1だからこその真剣勝負

将棋は将棋盤を挟んで、1対1の熱き勝負が盤上で繰り広げられていきます。

対局中はお互い会話はなく、対局者は静かーに頭の中をぐるぐるフル回転させて戦っています。

 

長い対局で、例えば順位戦ですと一人持ち時間が6時間で合わせて12時間と、それだけで、1日の半分が終わるながーい戦いです。

持ち時間が終わっても、1手60秒未満で指さなければならない「秒読み」となって、午前10時対局開始で、終局が0時以降というのも珍しくないのです。

サラリーマンのカシワからしたら、「終電逃してんじゃん!帰れないじゃん!」という感じです。

 

プロの将棋は、棋力だけでなく、気力というのも大切なのです。(上手い!)

 

王様が敵に囲まれて負ける(詰み)や、

最初や中盤で相手の作戦にはまって、こっちの戦力と相手の戦力に差が付きすぎて、

このままでは勝てぬ!となった時、自ら、「参りました」と言うのです。

 

朝10時から夜もずっと戦ってきて、最後は自分から降参をするというなんとも皮肉と言いますか、辛いと言いますか・・・

カシワだったら、将棋盤をちゃぶ台返ししてしまうかと思います。(おそらく、プロの資格はく奪されてしまう)

 

負けたプロ棋士は相当悔しいと言いますが、それでも、感情をあらわにせず、受け入れるというのはかっこいいですね。

自分もそんな大人になりたい・・・

 

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・素人レベルは、指した手の解説を聞いて感動する

プロの対局を見るのに「AbemaTVの将棋チャンネル」で、

よく対局を見ています。

会社の日も、LIVE中継の時は、お昼休みに見ています。

どっちが優勢かなと素人なりに見てます。

 

素人の見方としては、『対局者の指した手に聞き手と解説者の説明を聞いて、「おー!」となり、感動すること』です。THE★にわかです。

聞いていると、「次にこういった手が来ますね」と解説すると、

「なるほど!」となり、勝手に自分もレベルが上がった気がします。実際、気のせいですが。

 

指した人の考えていることがわかり、「なぜ、そんな手がわかるんだ!?」と

驚くのがたまらないです。

 

・終盤の秒読みのドキドキ感

特にプロの対局の秒読みの勝負を見るのは、特に好きです。

 

終局も間近で、お互い王様を詰ますことができるのか(よく言う詰むや詰まざるや)という局面はもう見てる側もハラハラ・ドキドキです。

 

記録係の人が「10びょーう」とカウントダウンしていき、最後の「いーち」で急いで指すプロの棋士、こっちも「大丈夫か!?どこまで読めてるんだ!?」とドキドキです。

 

「もうさすがに王様の周りの固さも違うし、終わったな」というところからの反撃で、

勝っちゃったりと、秒読みになると何があるかわからないのも、面白いです。

 

・人VS人だから良い

やはり、人対人っていいもんだと思います。

将棋もAIの技術により、コンピューターには人はもう誰も勝てないと思っています。

 

将棋は1手ごとに何万とおりという手がありますがほとんどが悪手です。

プロの棋士も、考えに考えて指した手でも悪手があります。

そこを相手が突いていって、勝ちまで行くのか。

相手側もミスをして、逆転するのか、形勢が行ったり来たりするのも楽しいです。

 

素人のカシワには、見てるだけでは、わからないのですが、解説を聞いて納得しています!

 

特に終盤のどっちが勝つかわからない時はやはり人対人の良さが出ます。

お互い焦っている中で指しているので、ミスが連発します。

解説を聞いていると「これはひょっとすると・・・」とか「どうなっているんだ?」という局面は確かにガチャガチャしていて、それが最後どうなるのかとわくわくします。

 

これがコンピューターですと、すっと秒に追われることなく最善手を指してしまうので、わくわくしないと思います。

やはり人がやるから、出る面白さがあります。

 

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・まとめ

カシワは、プロの対局を観るのに特にお勧めする点は

緊迫した終盤」です。

朝から頑張ってきた2人が疲れ切っているであろう夜の終盤戦、どっちが勝つのかわからない中で最後に何かを悟ったかのように「負けました。」という何か美しい芸術作品をみたかのような感動を覚えます。

 

「全然動かないし、見てるだけじゃつまらん!」という声もあるかと思います。

確かに、自分もずっとは見てられないです。さすがに、飽きます・・・

ちょこちょこ見て、その際に今の形勢はどうかなと解説を聞いて、終盤のそろそろ決まるかな?というところでじーと見ています。

 

カシワの将棋の見方はこんな感じです。

将棋を覚えたい!強くなりたい!という人は、解説をよく聞いてるだけで、かなり覚えられると思います。

将棋は好きだが見るのはなんかな?という人でも、終盤のハラハラな展開を見るのはおすすめです。

 

これからも素人目線の将棋知識や、プロ対局の感想も記事にできたらなと思います。

 

おわり。